
こうした中、厚生労働省は高齢者が住み慣れた地域で自分らしい人生を全うできる社会を目指して、各地域に「地域包括ケアシステム」の構築を推進中です。
このシステムは「施設ではなく、できる限り自分の家で暮らしたい」と願う多くの高齢者を支援する大事な仕組みとなり、「5つの要素」(医療、介護、住まい、生活支援、介護予防)から構成されています。
そして、この地域包括ケアシステムをうまく機能させるための土台とされているのが「介護予防」です。
今後は、地域包括ケアシステムの一環として介護予防事業が急速に拡大していきます。また、高齢顧客の囲い込みに役立つため、一般企業の参入による「介護予防教室」の急増も予想されます。
「脳活性化プラス」とは運動機能の活性化や会話を促進する「介護レク」に、NHKでも改善効果が紹介された「脳活性化メソッド」をプラスした「活脳・介護レク」です。
「脳活性化プラス」=「介護レク」
+「脳活性化メソッド」
介護スタッフは日頃の介護レクに代えて「活脳・介護レク」を行うことで施設で実践スキルを学べて、「脳活性化プラス・実践士資格」を取得できます。会話と笑顔を引き出しながら、認知機能の低下予防&介護予防ができるようになります。
実践士・資格者は「脳活性化プラスのプログラム」を使って「活脳!介護予防教室」の講師をすることもできます。地域社会で介護予防事業が拡大するに従い、活躍の場も大きく広がっていきます。
〇「脳活性化プラス」=「らくしゅう式・脳活性化メソッド」+「介護レク」
NHKの情報番組「あさイチ」の「ワーキングメモリの特集」で、「らくしゅう式・脳活性化メソッド」がワーキングメモリを効果的に鍛えるとして紹介されました。
最近の脳の研究から、ワーキングメモリを鍛えることがアルツハイマー型認知症の改善・予防につながるのではないかと期待されているのです。
※ワーキングメモリとは、情報を一時的に脳に記憶して処理する能力です。判断や行動に関わっており、自立生活に不可欠な脳の働きです。
教室には高齢者15人(平均78.6歳)が参加。以下の改善効果が確認され、NHK「あさイチ」でも紹介されました。
・3か月間で、認知症または軽度認知症の疑いがある7人全員が正常値まで得点を改善。88歳の女性も正常値に改善。
・参加者15人全員の平均得点は26.4点→29.6点(満点30点)と満点近くまでUP。
※教室開催は3か月間。週1回・1h。認知機能テスト:MMSE。
今後は介護予防事業が急速に拡大していく中、脳活性化プラス・実践士資格者の活躍の場も介護事業所、民間企業、地域社会、自治体などでもさらに広がっていきます。
Copyright(C) らくしゅう式 脳活性化プラス All Right Reserved.